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朝のひとときークラシック倶楽部ー

けさのクラシック倶楽部、紀尾井シンフォニエッタ東京、紀尾井の名を冠した楽団があったらしいのだが、それがパリ管弦楽団と共演。マーラー交響曲第4番<室内楽版>とあり、どのような“縮小編曲”にしてあるのか、そこはエルヴィン・シュタインの才覚に負うところ。12人の編成。大編成に比べて、すっきりと落ち着いた感じで、それほど物足りなさを覚えず聴くことができた。スタインウェイの他に使い古して材の生地が目につく楽器が。高橋博子さん弾くハルモニウム、リード・オルガンだ。楽器のメンテナンスが難しく奏者がいなくなったという楽器。弾き手がいないなどで、作曲家は外しているらしい。リード・オルガンは佐藤泰平先生が全国を歩き、ご研究、資料化しておられる。島崎藤村作詞「椰子の実」の作曲者である大中寅二は「日本のオルガン文化はリードオルガンこそふさわしいと考え、礼拝用のリードオルガン曲や賛美歌などの教会音楽を多く作曲している」(wikiより転載)。この演奏で使われたハルモニウムは、1892年フランス・ミュステル社製、西沢央子さんの個人所有の楽器ではないかと思いましたが、あたっているかどうか。そういえば西沢さんのは、きれいに修復され、塗装も施されてあったように、してみると、紀尾井ホールの設備としてあるものなのかどうか、そこがわからない。

 

 

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