五平太ばやし

名曲アルバムも、有難いことに「五平太ばやし」。ハイフェツを聴きながら五平太ばやしを書いているのですが。「五平太」とは石炭のことのようで、船頭たちが石炭を運ぶ船の縁をたたきながら歌った民謡。民謡は、仕事をする人々の中に湧き出た唄であることを想えば、大切にすべきという思いがいつしか自分のうちに育っていた。昭和29 年に火野葦平が作詞、この詞で若松の郷土芸能に生き続けているようだ。火野葦平の代表的な著作物10冊、本が堆く積まれた書斎の映像にちょっと感激。もう作家といわれる人たちを書くのは止そうと思っていたのだが、というのも、かつては作家を夢見もしたのだが、日々に自分とのギャップが肥大するのみ。これはちょっと辛いとこういうわけなのだが、しかし大正、昭和戦前・戦後のひととなれば、ダイレクトにはこないわけで、葦平さんはどんな作家なのとまたまたそちこちに跳ぶ。「『糞尿譚』で芥川賞を受賞、その後の『麦と兵隊』は大きな評判をよび、『土と兵隊』『花と兵隊』とあわせた「兵隊3部作」は300万部を超えるベストセラーとなった。東京と福岡に本拠を二分し、東西を往復しての執筆活動で多忙を極めた[1]。著述業と共に「玉井組」2代目も務める。」とwikipediaに。ここでも河童を見つけたり。あら、玉井組って? となるのだが、きりがないので、ここで「五平太ばやし」に舵を切り、一通り聞きなおしてキーを打ち終える。
| 固定リンク
「音楽」カテゴリの記事
- 室内合唱団「日唱」の第40回定期演奏会があります。指揮は中館伸一氏。題して「受け継がれる魂~祖父・中館耕蔵の足跡をたどって~」(2025.04.15)
- 音楽雑感 これそれ あれこれ(2025.03.25)
- クラシック倶楽部あれこれ(2025.03.01)
- 新ダヴィット同盟(2025.02.12)
- クラシック エラール メモ(2025.02.05)
コメント