くれぐれも気をつけて!
今朝ほどベートーベン尽くしだったことも珍しい。ラジオで、ベートーベンの生い立ちをたどっているのを聞いてから起きだし、クラシック倶楽部を点けると、N響の8人の管とベースで「管楽八重奏曲」「交響曲 第8番」、いずれもベートーベン。つづく名曲アルバムもベートーベンで「熱情」、懊悩、葛藤、激しい感情の湧出、迸りに粛然とする。聴き終えて、自分は耳も聴こえる、眼も見える、贅沢はしないが経済的に困っている方ではないだろう。はて、偉大な芸術を生むために必要なものとはと誰しもが想うところ。ベートーベンは曲のうちに苦悩を昇華させ、光がみえるまで昇華させて、自らの希望とし、自らを励まし、作曲の推進力となして創作に打んでいたと思われる。
きのう、庭の桂が、これが木に気の毒なほどに刈り込まれているのだが、ちょうど9時ごろに眩しい日がさしてきたなと思っていたところ、窓外に影が落ちゆく気配がし、視線を移すと、桂の黄葉が絶え間なく忙しく落下しはじめた。30分ほどの間に、いまが地に帰りゆくときとばかりにものの見事に木にのこされていたあらかたが一気に落下。見事な散りざま、潔さを見たという思いがした。
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きのうタイヤ交換した次男、きょう仕事で遠くに出かける長男の無事を祈る。くれぐれも気を付けて!
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