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盛岡タイムス「楽都のユニゾン」連載第43回が出ました。

当ブログの筆者が書かせていただいている「楽都のユニゾン」連載第43回が、きょうの盛岡タイムスに出ています。コンビニにありますので、読んでいただければ感謝です。

 今回は、大正の時代に、弦楽四重奏団ではわが国の頂点にあった楽団を太田カルテットが招聘したこと。それと、太田カルテット自体の弦楽発表がどのようなものであったかをおつたえしています。

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けさのクラシック倶楽部。ん? ヒナステラ? 知らない。冒頭の音がビッと打ち込まれて、瞬間ベートーヴェンの運命の冒頭を想起、だがすぐに、ああ、これは精神土壌が違うな。懊悩ではなく、原始の情念といったものか。字幕の説明にはアルゼンチンの民族的な旋律を現代的な演奏手法で、と。いっぺんに眼が覚め、弦がいますっきりと際立って耳にはいってきている。ストリング・クヮルテットARCO 結成20周年記念演奏会だ。眠気をバチンと切ったこの曲がヒナステラ:弦楽四重奏曲 第1番。あとはスメタナ:弦楽四重奏曲 第1番「わが生涯から」、ビオラが多く登場する。このカルテットの支柱だという柳瀬省太さんのビオラだ。ここからはもうゆったりとした気分で、理屈もなしに耳を傾ける。

名曲アルバム、薩摩琵琶「敦盛」。須磨海岸が映し出されていた。山下西楓の琵琶演奏。熊谷直実に追われた敦盛、須磨海岸に敗走。笛の名手でもあった美少年敦盛を熊谷は手にかけてしまい、後に出家している。

 無性に琵琶を聴きたくなるときがある。琵琶は、ひとの底にある情念をたたきだしてくれる楽器であると思う。

 

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