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盛岡タイムス「楽都のユニゾン」連載第25回の補足

長崎五曲
       坂本良隆 作曲
       三木露風 作詞
1 欸乃(ふなうた)
 
あすの泊りは どこへつこ
 沖の小島の 灯かと見りや
 波にただよう 光虫

2 宝石(たまいし)
 
長崎の切支丹バテレンが
 胸にかけた 宝石は
 日に三度 色変えるという
 あらたかや あらたかや

3 徴(しるし)
 
沖の鷗か 南蛮船か
 もしや徴の 船ではないか

4 聖母 (受苦の日)
 
聖母マリア様は
 晴天の日には 茨の道を
 雨の日には 灰の道を
 跣足(はだし)で あるかれた
 血の涙 お流しなされて

5 波羅伊増(パライソ)
 
主 居給う 波羅伊増
 主 居給う 波羅伊増
 果の御国に つかしめ給え (波羅伊増)
 イエズス 来り給う
 水の上を あるき給う
 イエズス
楽譜は、音楽の友社「世界音楽大全集《の日本歌曲1(昭和31年出版)に載っています。
             ―以上は、Web 上にある藤井宏行氏のHPからの転載です―

 

 

ウィーン古典楽派

 

 

坂本良隆訳「フックス古典對位法」は岩手県立図書館に、坂本自身が寄贈しています。アマゾンで8000円でお求めいただけます。

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