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早朝、まだ部屋が温まりきらないが、流してみたのが、ヴィヴァルディ版スターバト・マーテル。聖母の悲しみ。切々として真理の内奥ともいうべき境地に聴くものを引き連れる。 磔刑にあうキリストのすがたを見たくはない、しかし見あげ、深い悲しみと嘆きを、やわらげるものの何ひとつ無いままに、たとえ心が、魂が、ずたずたに切り苛まれようとも、現実を微塵も違えることなく、そのまま受け入れざるを得なかった母マリアの痛ましさ。 元旦の礼拝では、「平和は、一個人のキリストとの平和から」とのメッセージがあった。この平和のために、キリストは十字架で血を流し、その家族たちもまた、想像を絶する恥辱と苦痛を味わわされたのだ。
2018年1月 6日 (土) 音楽 | 固定リンク Tweet
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