カマキリ
おととい、玄関先に出ると、ことしお目にかかったうちでは、もっとも大きいカマキリを発見。いそいで家の中にもどり、カメラを持ちだす。そのときは、なにか獲物を捕まえたのだろうと思った。映しておいて、いましがたPCに取りこみ拡大してみた。
カマキリは、左脚のカマでがっしりと獲物の頭を抱え押さえこみ、右脚のカマで獲物の左脚を絡め押さえこんでいる。逃れられないように、この技で一瞬にして勝負を決めたようだ。
完璧な狩だ。見ていると、頭から食べていく。 人に置き替えると、何ともおどろおどろしい怖い光景だ。しかし、はたと思いいたった。人間の食卓に供されるために、動物たちがどのように命を奪われているかを。喰うとは、食べるとは、実はこういうことなのだろう。
ベジタリアンの方々はよく道徳、宗教上の理由から植物性の食物を摂るようだ。これは健康にもいいらしい。卵と乳製品を加えたりもするようだ。
売られている食材は、みな何段階にも処理されパックにきれいに詰められている。どこかで血が流されていることにはいちいち思いを致さない。酷い事はできるだけ晒さぬように、とにかくきれいに見せることに手間ひま、人件費、包装資材を惜しまないのだ。
☆
このところ流血事件があまりに多い。人が人を喰っている図式にも見えてくる。
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