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呆けてみる

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 「春は草穂に呆け
  あてごとはみんな消えるぞ」

 賢治のこの部分、「呆け」。このことばに、妙に捉えられた。賢治とは関係なく。
「呆ける」。そして呆けた心境になってみる。蜃気楼を浮かべたり、深い朝もやに体を浮かせてみたり、肉眼を見開いてミクロを見ようとしてみたり、果ては、植木等のスーダラ節までが浮かんできて、緊張がほぐれ、ひどく愉快になってきた。「君、あしたまでにこの報告書を作ってくれないかね」「ま、ま、ま、課長、そんなことはあさって考えましょ、あさって」とかなんとかのセリフも勝手に考えて、それこそホーホーホーと声をあげたくなるような、そんな惚け気分に浸かってみる。肩の力がすっと抜けた。


 

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