整理
世界の思想全集、これは主人のものなのだが、全80巻はあったか、了解を取り付けて思い切って処分しようと手をかけた一冊。西洋の近代のはしりともなった作品だった。腰かけて頁をめくる。片づけどころか、捨てるのがもったいない、けれども、よく言われるように、終活は体力のあるうちに、を思い出す。この手の全集は、70、80巻で50㌔はある。けっこう重いのだ。日本文学全集を処分したばかり。古書店だって買ってくれるものは限られている。持ち込まれても迷惑がられるか、そのまま持ち帰ることになるのが関の山。自分のもので捨てられるものは、思い切った決断もしながら処分に踏み切った。
いまはネットでなんでも見ることができると捨てる決意をしたのだが、この頃は、ネットではあまり本を読まなくなっている。眼が疲れるのだ。
スペースを空けたい。しかし捨てるのはもったいない。こんなせめぎあいもある。花や樹木の図鑑はとっておきたい。しかし昆虫や鳥、キノコはどうしよう。
小屋のなかのもの、かなり捨てたけれども、まだまだある。舅姑の遺したものも。いつの間にか息子たちが必要かどうかが判断基準になっていた。
三食事欠かず、凍え死なない程度の衣服があり、住む家があれば、この災害の多い時世に感謝すべきかと思う。
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