いのり
ミサイルの脅威、台風情報、いまだ未解決の原発と、容易ならざる日常ではあるけれども、きのうまる一日していたことは、草取り。これまで放置していただけ真っ正直にのび放題に繁りに茂った雑草の一掃、こんなことをしている場合かと思いつつ。しかしこういう家の仕事は、時間的な損失だと費やした労力が悔しくなるわけでもない。庭仕事はふしぎに心が静かになる時間でもある。
先週のインマヌエル盛岡キリスト教会の聖書の引証個所は、ネヘミヤ記2:17、18で、『避け所なる祈り』と題して國光勝美牧師のメッセージがありました。
17 それから、私は彼らに言った。「あなたがたは、私たちの当面している困難を見ている。エルサレムは廃墟となり、その門は火で焼き払われたままである。さあ、エルサレムの城壁を建て直し、もうこれ以上そしりを受けないようにしよう。」
18 そして、私に恵みを下さった私の神の御手のことと、また、王が私に話したことばを、彼らに告げた。そこで彼らは、「さあ、再建に取りかかろう」と言って、この良い仕事に着手した。
<説教の要点>
ネヘミヤは、廃墟と化したエルサレムの惨状をきいて嘆き、祈りというシェルターにとびこみ、断食して祈ったというのです。ネヘミヤ王から事情を尋かれたので、実情を申し上げたところ、王はエルサレムの修復に力を貸そうとした。ところが、サンバラテが、ユダヤ人たちを嘲笑ってこれを妨げようとする。しかし、ネヘミヤは屈することなく祈りに祈りを積んで負けず城壁の再建を図っていく。取り掛かったものの、生活の困窮や仲間たちのいざこざが起きてしまう。ネヘミヤはまたも屈せず「これだけ自己犠牲を払って再建に取り掛かっているのですから、神よ、これを評価してください、反逆する敵をやり返してください」と、どこまでも神に食い下がり赤裸々に祈りつづけますが、この祈りのシェルターを持っていることが、ネヘミヤの強さでした。神を心から信頼し、祈りのシェルターに飛びこむこと、これが勝利の秘訣です。
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