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宮古町 常磐座

 常磐座はもともと芝居小屋だった。時には陸奥電気館のような巡業隊の映画や歌謡ショー的な演芸会、集会などに使われることはあったが、基本的に常設の芝居劇場だった。

 大正元(12)年10月10日付の岩手日報記事
下閉伊郡宮古町本町酒造業菊池長七氏の経営に係る同町旧館常設劇場常磐館は今より十数年以前の建築にして頗る旧式なものなるが為め危険千萬なる有様なりしか近来大改修を加え旧来の面目を一新して土間始め総ての点に改良を施し最も見栄ある常設舞台となし其工事も意外に捗り此程落成したるを以って其筋の検査済み次第近々会場の運に立至るへしと言う

以上は「宮古の映画館物語~わが古里のニュー・シネマ・パラダイス~」(鬼山親芳著)からの抜粋。

円子正と東華音楽会(団) は、改築されたばかりのこの常磐座で、大正元年の12月に、どれぐらいの期間であったかはわからないが、音楽会を行っている。梅村保はこれに呼び出されている。梅村の書簡から、12月30日には演奏があった。その前後のことはわからない。

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