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聖書のことば

  先週のインマヌエル盛岡キリスト教会の礼拝は

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聖書引証 アモス4:12

それゆえ、イスラエルよ、わたしはあなたにこうしよう。わたしはあなたにこのことをするから、イスラエル、あなたはあなたの神に会う備えをせよ。

説教 『神に会う備えをー2』(説教 國光勝美牧師)

-概略-
 神に会う備えとして、前回、三つのポイントを挙げました。
一つ、十字架の贖いを信じる新生経験
一つ、死と向き合うこと
一つ、再臨の主と会う備え

 新生経験をしただけでは神にお会いするに十分の態勢ではない。救いの経験と共に「潔(きよ)め」を経験すべきである。常に、十字架の血潮によって、どんな小さな罪をも解決され、まっさらになって神の前に出ることが、まことの信仰生活の在り方です。
 このような状態で死に向き合うときに、自分の行き先がどこであるかの確信が与えられます。召された義兄がそうでした。「行くところがはっきりした」と、悔い改め洗礼を受けた義兄は、前とはまったく違っていたと介護する姉が語っていました。
 また再臨の主にお会いするためには、聖霊に満たされた生活をすることです。霊的な備えが必要です。

 ☆

 アモスがどんな預言者であったか。イスラエルはアモスの時代、正統派のユダとイスラエルに分裂していました。アモスは、ユダの国でいちじくぐわを作っている農民でした。祭司の家系からではなく、一市井の人であるアモスに神のことばがくだりました。イザヤより10年昔に、10年の間活躍しています。神からの裁きのメッセージを人々に伝えました。アモスのことばを心に留め、人はいつどのようになるかは分かりませんが、死への備え、再臨の主にお会いする備えをいたしましょう。

以下、アモス1章3、6、9、11、13節~2章にはいり、4章8~11節にと続きます。

1章

  3 主はこう仰せられる。
    「ダマスコの犯した三つのそむきの罪、四つのそむきの罪のために、わたしはその刑罰を  取り消さない。
    彼らが鉄の打穀機で
    ギルアデを踏みにじったからだ。
   6 主はこう仰せられる。
    「ガザの犯した三つのそむきの罪、四つのそむきの罪のために、わたしはその刑罰を取り  消さない。
    彼らがすべての者を捕囚の民として捕らえ移し、エドムに引き渡したからだ。
  9 主はこう仰せられる。
    「ツロの犯した三つのそむきの罪、四つのそむきの罪のために、わたしはその刑罰を取り  消さない。
    彼らがすべての者を捕囚の民として、エドムに引き渡し、兄弟の契りを覚えていなかった   からだ。
  11 主はこう仰せられる。
    「エドムの犯した三つのそむきの罪、四つのそむきの罪のために、わたしはその刑罰を取  り消さない。
    彼が剣で自分の兄弟を追い、肉親の情をそこない、怒り続けて
    いつまでも激しい怒りを保っていたからだ。
  13 主はこう仰せられる。
    「アモン人の犯した三つのそむきの罪、四つのそむきの罪のために、わたしはその刑罰を  取り消さない。
    彼らが、自分たちの領土を広げるために、ギルアデの妊婦たちを切り裂いたからだ。
  14 わたしはラバの城壁に火を放とう。
    火はその宮殿を焼き尽くす。
    これは戦いの日のときの声と、つむじ風の日の暴風のうちに起こる。
  15 彼らの王は、その首長たちとともに、捕囚として連れて行かれる」と主は仰せられる。
   
    2章
  1 主はこう仰せられる。
    「モアブの犯した三つのそむきの罪、四つのそむきの罪のために、わたしはその刑罰を取  り消さない。
    彼がエドムの王の骨を焼いて灰にしたからだ。 

  3 わたしはさばきつかさを
    そのうちから断ち滅ぼし、そのすべての首長たちを、彼とともに切り殺す」と主は仰せられ  る。
   
  4 主はこう仰せられる。
    「ユダの犯した三つのそむきの罪、四つのそむきの罪のために、わたしはその刑罰を取り  消さない。
    彼らが主のおしえを捨て、そのおきてを守らず、彼らの先祖たちが従ったまやかしものが
    彼らを惑わしたからだ。
  6 主はこう仰せられる。
    「イスラエルの犯した三つのそむきの罪、四つのそむきの罪のために、わたしはその刑罰  を取り消さない。
    彼らが金と引き換えに正しい者を売り、一足のくつのために貧しい者を売ったからだ。
    7 彼らは弱い者の頭を地のちりに踏みつけ、貧しい者の道を曲げ、父と子が同じ女のとこ  ろに通って、わたしの聖なる名を汚している。
    8 彼らは、すべての祭壇のそばで、質に取った着物の上に横たわり、罰金で取り立てたぶ  どう酒を
    彼らの神の宮で飲んでいる。
   
    9 エモリ人を彼らの前から滅ぼしたのは、このわたしだ。
    彼らの背たけは杉の木のように高く、樫の木のように強かった。
    しかし、わたしは
    その上の実と下の根とを滅ぼした。
    10 あなたがたをエジプトの地から連れ上り、荒野の中で四十年間あなたがたを導き、エモ  リ人の地を所有させたのは、このわたしだ。
    11 わたしは、あなたがたの子たちから
    預言者を起こし、あなたがたの若者から、ナジル人を起こした。
    イスラエルの子らよ。
    そうではなかったのか。――主の御告げ――
    12 それなのに、あなたがたはナジル人に酒を飲ませ、預言者には、命じて、預言するなと  言った。
    13 見よ。束を満載した車が押さえつけるように、わたしはあなたがたを押さえつける。
    14 足の速い者も逃げ場を失い、強い者も力をふるうことができず、勇士もいのちを救うこと  ができない。
    15 弓を取る者も立っていることができず、足の速い者ものがれることができず、馬に乗る   者もいのちを救うことができない。
    16 勇士の中の強い者も、その日には裸で逃げる。
    ――主の御告げ――」
   
    3章
    1 イスラエルの子らよ。主があなたがた、すなわちわたしがエジプトの地から連れ上ったす  べての氏族について言った、このことばを聞け。
    2 わたしは地上のすべての部族の中から、あなたがただけを選び出した。
    それゆえ、わたしはあなたがたのすべての咎を
    あなたがたに報いる。
    3 ふたりの者は、仲がよくないのに、いっしょに歩くだろうか。
    4 獅子は、獲物がないのに、森の中でほえるだろうか。
    若い獅子は、何も捕らえないのに、そのほら穴から叫ぶだろうか。
    5 鳥は、わながかけられないのに、地の鳥網にかかるだろうか。
    鳥網は、何も捕らえないのに、地からはね上がるだろうか。
    6 町で角笛が鳴ったら、民は驚かないだろうか。
    町にわざわいが起これば、それは主が下されるのではないだろうか。
    7 まことに、神である主は、そのはかりごとを、ご自分のしもべ、預言者たちに示さないで   は、何事もなさらない。
    8 獅子がほえる。
    だれが恐れないだろう。
    神である主が語られる。
    だれが預言しないでいられよう。
   
    9 アシュドデの宮殿と、エジプトの地の宮殿に告げて言え。
    「サマリヤの山々の上に集まり、そのうちの大恐慌と、その中のしいたげを見よ。
    10 彼らは正しいことを行うことを知らない。
    ――主の御告げ――
    彼らは自分たちの宮殿で、暴虐と暴行を重ねている。」
    11 それゆえ、神である主はこう仰せられる。
    「敵だ。この国を取り囲んでいる。
    彼はあなたの権威を地に落とし、あなたの宮殿はかすめ奪われる。」
    12 主はこう仰せられる。
    「羊飼いが、雄獅子の口から、二本の足、あるいは耳たぶを取り返すように、サマリヤに住  んでいるイスラエルの子らは、寝台の隅やダマスコの長いすから救い出される。」
    13 「聞け。
    そして、これをヤコブの家に証言せよ。
    ――神である主、万軍の神の御告げ――
    14 まことに、イスラエルがわたしに犯したそむきの罪を、わたしが罰する日に、わたしはベ  テルの祭壇を罰する。
    その祭壇の角は折られて、地に落ちる。
    15 わたしは冬の家と夏の家とを打つ。
    象牙の家々は滅び、多くの家々は消えうせる。
    ――主の御告げ――」
   
    4章
  8 二、三の町は水を飲むために
    一つの町によろめいて行ったが、満ち足りることはなかった。
    それでも、あなたがたは
    わたしのもとに帰って来なかった。
    ――主の御告げ――
    9 わたしは立ち枯れと黒穂病で、あなたがたを打った。
    あなたがたの果樹園とぶどう畑、いちじくの木とオリーブの木がふえても、かみつくいなご  が食い荒らした。
    それでも、あなたがたは
    わたしのもとに帰って来なかった。
    ――主の御告げ――
    10 わたしは、エジプトにしたように、疫病をあなたがたに送り、剣であなたがたの若者たち  を殺し、あなたがたの馬を奪い去り、あなたがたの陣営に悪臭を上らせ、あなたがたの鼻  をつかせた。
    それでも、あなたがたは
    わたしのもとに帰って来なかった。
    ――主の御告げ――
    11 わたしは、あなたがたをくつがえした。
    神がソドムとゴモラをくつがえしたように。
    あなたがたは炎の中から取り出された
    燃えさしのようであった。
    それでも、あなたがたは
    わたしのもとに帰って来なかった。
    ――主の御告げ――
      

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