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左から最初の木が、伐り倒されて今はない枝垂桜。そしてその右隣が、やはり同じ年に切り倒されてない梅の木。つまりは木の遺影ともいうべき写真。スクロールさせているうちに、目に留まり、ああ、あんなにきれいに花を咲かせてくれたものをと、愛おしさがこみ上げた。人の都合で伐られてしまい、もう咲くことも実をつけることもない。人がそれをできなくしてしまったのだ。けれどもデータの中には、見事に咲いていた写真も保存されている。そこにすがたを留めている。そしてわたしが生きているあいだ、このPCの管理者たり得るうちは、そのすがたを思い出すことができるだろう。
2017年1月 6日 (金) 日記・コラム・つぶやき | 固定リンク Tweet
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