第九

TV。サイモン・ラトルのベートーヴェン「第九」、2015年版を聴く。あと一日でことしも終わる。終わるとはいうものの、きょうというこの日も長大な記録フィルムのひとコマとして、まだ認識されていない次元にそっくりそのまま保存されているような気がしてならない。
よく飽きもせずに「第九」、一時期はもういいかなとも思った。しかし、聴覚障害のベートーヴェンがこの作曲に没頭しているさまを思い描くようになってから、聴くほどに、不思議で仕方がなくなる。また新たに聴くような心境となる。飽きもせずに。
☆
きょうは終日料理作り。義妹たちとの、主人のお祝いを兼ねた食事会。お互い多忙で今日まで延びのびになっていた。久方ぶりに賑やかなひと時となった。義妹が作ってきてくれたパエリヤ、彩も美しく、香りもよかった。敵わない。舅、姑がもし生きていたなら、どんなに喜んでくれたであろうか。
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