安息日を覚えて、これを聖なる日とせよ。 出エジプト20:8
舟越保武「ゴルゴダ」
先週、第一アドベントの聖日、教会は大掃除や楽器の練習で大忙しでした。Sさんという方が、山で集めたという秋の花々、それは、木立で自然にドライフラワーに進化した枯れて尚面影を留め、その風情を魔法のようにのこしている植物たちでした。カメラ不携帯でしたので撮りかねましたが。
きのうの午後でしたか、TV、心の時代で、遠藤周作の「沈黙」が取り上げられていました。刊行から50年、今もって海外でも多大な影響を与えているということでした。これもまたイエス様のご愛を思索、模索し追い続けたひとつの作品であり、また自分の実情に関わらず、イエス様を追い慕いもとめる多くの方々がいることのあらわれであると思いました。
さて、人の作品ではない神の生粋の書物である聖書からのおはなし、先週のインマヌエル盛岡キリスト教会では、マタイ伝2:1~12が開かれ、「クリスマスの星」と題し、國光勝美牧師のおはなしがありました。
マタイ伝2章
2:1イエスが、ヘロデ王の時代に、ユダヤのベツレヘムでお生まれになったとき、見よ、東方の博士たちがエルサレムにやって来て、こう言った。
2:2「ユダヤ人の王としてお生まれになった方はどこにおいでになりますか。私たちは、東のほうでその方の星を見たので、拝みにまいりました。」
2:3それを聞いて、ヘロデ王は恐れ惑った。エルサレム中の人も王と同様であった。
2:4そこで、王は、民の祭司長たち、学者たちをみな集めて、キリストはどこで生まれるのかと問いただした。
2:5彼らは王に言った。「ユダヤのベツレヘムです。預言者によってこう書かれているからです。
あなたはユダを治める者たちの中で、
決して一番小さくはない。
わたしの民イスラエルを治める支配者が、
あなたから出るのだから。』」
2:7そこで、ヘロデはひそかに博士たちを呼んで、彼らから星の出現の時間を突き止めた。 2:8そして、こう言って彼らをベツレヘムに送った。「行って幼子のことを詳しく調べ、わかったら知らせてもらいたい。私も行って拝むから。」 2:9彼らは王の言ったことを聞いて出かけた。すると、見よ、東方で見た星が彼らを先導し、ついに幼子のおられる所まで進んで行き、その上にとどまった。 2:10その星を見て、彼らはこの上もなく喜んだ。 2:11そしてその家にはいって、母マリヤとともにおられる幼子を見、ひれ伏して拝んだ。そして、宝の箱をあけて、黄金、乳香、没薬を贈り物としてささげた。 2:12それから、夢でヘロデのところへ戻るなという戒めを受けたので、別の道から自分の国へ帰って行った。
お話の要点
救い主への導きの星が与えられることは、すでにイエスさまがお生まれになる以前に、民数記24:17、ミカ5:2に預言されておりました。
東方の博士たちが導きの星を見ることができ、救い主におあいし、拝することができたのは、その成就です。
それでは、なぜ、他の多くの人々はこの星に気づかず、救い主におあいできなかったのか。一つには、無関心。一つは反発。そして一つは、心に解決されていない罪を持っているからです。このような場合、クリスマスの星は隠れてしまっています。エレミヤ29:13にはこう記されています。
もし、あなたがたが心を尽くしてわたしを捜し求めるなら、わたしを見つけるだろう。
礼拝の膝をかがめるために今私たちがここに存在することは大きな意義のあることであり、もういちど博士たちのように新たに心からの礼拝をささげましょう。
☆ このあと聖餐式に与りました。 ☆
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