雨
明けると、カーテンの向こうは暗い。雨が降っていた。午前中はずっと降り続き、そして午後にはすこしの晴れ間をくれたけれども、外はまだ降っているだろうか。
けさのクラシック倶楽部は
【出演】ジョルディ・サヴァール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)【演奏曲】前奏曲(アーベル) 無伴奏チェロ組曲第5番から(バッハ) アリア・ブルレスカ(シェンク) ロンド形式による幻想曲(サント・コロンブ2世) 涙(サント・コロンブ) 哀歌「ああ思い出して」に基づく変奏と即興(作者不詳) 無伴奏チェロ組曲第4番から(バッハ) 前奏曲ニ短調(ドゥマシ) 人 間の声(マレー)【収録】2013年9月13日王子ホール
サヴァールの説明では、ヴィオラ・ダ・ガンバは弦が6,7本。4度や5度で調弦する。7つのフレットがありリュートに似た特色があり、音を延ばすことができる。板の厚みが少なく軽い。裏はギターのように平ら。チェロとリュートが結婚したような楽器だとか。
楽器の存在は知っていても、あまり聴く機会がなかった。今回、職業軍人であったというヒュームが作曲した5曲も聴くことができた。17世紀に活躍したスマートの曲は当時の流行歌であるらしい。大方は16、⒘世紀の明るく穏やかでのびやかな風情を感じさせる。マレーの「跳躍」からヒュームにいたって、躍動感のある旋律となった。
☆ ☆ ☆
ある著書に、出演者は局に入るとマスコミの操り人形になるとか、屈服してしまうなどとなかなか辛辣なことが書かれていた。これはかつて政治家であった方に向けられているのだが。たしかにそれはあり得ることで、また、一旦マスメディアの手にかかると、良くも悪くも、一つことがたちまちに膨れあがり巨大化してしまう。
マスコミがとりあげたものばかりを追うことに疑問がないではない。けれども、このクラシック倶楽部の場合は、学ぶといえば大げさだけれども、先ずは、一応ひと通り聴いてみたい知っておきたいという目的のためにはとても有難い取り上げになっているように思う。
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