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津波・フクシマ

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 けさのクラシック倶楽部、山田耕筰 の一連の交響曲を聴きながら、黎明期にこれだけの作曲を為しえたことにまたしても敬服。日本の作曲家としては最も尊敬できる。当時は音楽環境が現代とは雲泥の差、そのような中でこれだけの曲を書きあげている。数々の作品の中でも、私は交響曲が好きだ。聴くたびに尊敬の念が増す。貴重映像の中で、49年の「フィガロの結婚」を指揮するすがた、そして、自分は屯田兵、未開を拓くと語っているすがたが印象的だった。

 名曲アルバムに、メンゲルベルクが出ていた。これはすでに何度か流されているが、そのたびにおもしろく聴いていた。メンゲルベルクは鬼軍曹と呼ばれたオランダの指揮者。
 Wikiによれば、
1895年に24歳でアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席指揮者として採用される。この際バッハの宗教曲を演奏する必要性を強く説き、特に『マタイ受難曲』の演奏に特別の意思を示した。このため、自ら合唱団を組織することを条件として提示し、コンセルトヘボウ管弦楽団の首席指揮者を引き受けている。」
 R・シュトラウスの交響詩『英雄の生涯』は、メンゲルベルクとコンセルトヘボウ管弦楽団に献呈されているが、シュトラウスはメンゲルベルクに「君の好きなようにやってくれたまえ、だがけっして退屈にならないように」といっていたようだ。

 と、ここまでを聴き終えてちょうど5時55分、わたしにはひと区切りの6時という感覚だったけれども、TV画面が一斉に地震情報一色に。せかいは反転。震源地は? 震度は? フクシマは? 関東(身内、友人、知人)は? そして津波情報に暗澹。沿岸の方々はどんな思いかもなにも、この寒い明け方に生きた心地もしない、何たることだ!
 万が一、この辺りに震度5強,6規模がきた場合、自分はどのような順序で動くべきなのか、ひととおり頭に繰り返してはみるが、いざとなったとき、そのように動けるか自信がない。きょうは、ここは続く余震もなく足元にはほっとしたものの、沿岸は昼まで緊張を強いられている。
それでもきれいな青空が広がっていたきょう。そして窓に雨が吹き付けている今。タイタニックの最期のアンサンブルが奏でた曲「主よみもとに近づかん」を聴きながら締めくくろう。


 
 

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