まずだいいちに & チェロアンサンブル
けさ真っ先に浮かんだことばは、「先ず神の国とその義とを求めなさい」。警告と祝福の両方だと受けとめました。人を介して届くことばは、時として屈折することがある。素直になれないことも無きにしもあらず。しかし神から、というとそれこそこれは心霊か、やたら神がかって見せているのかという疑念を呼び起こしかねないので、神からという言い方を変えて、聖書から直接に心にやってきたことばは、と言ってみますが、このストレートさは、かえってもうストンと落ちてしまって、はい、という以外の対応を探る余地がないのです。というわけで祈りました。
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けさのクラシック倶楽部は、
チェロ・アンサンブルのたのしみ
▽【出演】上森祥平(チェロ)、上村昇(チェロ)、河野文昭(チェロ)、林裕(チェロ)、藤森亮一(チェロ)【曲目】ブラームス作曲「間奏曲」、フンパーディンク作曲
歌劇「ヘンゼルとグレーテル」前奏曲 ほか 【収録】2016年2月20日 京都府立府民ホール・アルティ
5人のチェリストのアンサンブルともなると、なかなか選べる曲がないことから、編曲が重要になってくるようです。河野文昭さんが代表でおはなしくださいましたが、編曲も数多く手がけており、今回演奏したシューマン「バッハのg名前によるフーガ」、フランク「天使のパン」も編曲。最初は1982年に上村昇、河野文昭、黒沼俊夫で京都で結成し、30年続いている。今のメンバーとは13回目だとか。拝見して、同じ曲を奏でながらも、或いは、5人が5通りの独自の音楽理解をお持ちかもしれない、それぞれが同じ曲を個別にソロで弾かれ録音したとしたら、などと考えてしまいました。
京都府立府民ホール・アルティのステージは、四方に演奏者の間近に客席が迫っており、しかも奏者の後ろの最前列はステージよりも一段高く、奏者の前の最前列はステージよりも一段低いだけという、弦の響きを直に体験できるとてもよい条件、室内楽を聴くのには理想的な造りであると思った。このアンサンブルは地元でも大変人気があるようだが、このようなアンサンブルのある京都を、新たな視点からよいまちだと思われてきました。
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いつも拝見しているブログ、作曲家木島由美子さんの委嘱作品「瑠璃」が10月27日初演となるようです。お近くの方々は是非お聴きください。
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