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つくりだそう! 平和な時間帯

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  巨大な闇一枚をめくりあげると、打ち続く台風ののこした有耶無耶な空の気分はかき消えて、いささか押しつけがましい光が降り注ぐ、それでも静かな秋晴れを着た青空が広がっていた。こうして新しい一日が。
 善意と義務、優しさとから、そしていまは厳しい思惑を束の間胸の奥に畳み込んだ人たちが集まり、秋の運動会の準備に余念がない。あすも晴れる。

 リオ、パラリンピックはすでに終わり、終わったとたんにあの会心からの輝く笑顔、至福のすがたはニュースから消えて、洪水のように、台風の、テロの、殺人の、難民のニュースが立て続く。

 けさは、盛岡市中津川に掛かる中の橋付近の河川敷に、ワインと牛乳の葛巻町のイベントの設営が為され、家畜車で運ばれてきたか一頭の牛の鳴き声が、まだ交通車輌のすくないビルの谷間と公園とに響きわたっていた。牧場で聞く鳴き声は、大空にまで解放された清浄な空気に、樹木に草地に吸収されてしまうのか、それほど甲高くは聞こえない。それがこの街場では、存在感が際立ちすぎるほどにまだ朝7時前の街の一角に甲高く響いている。

 そして明日は運動会。気象の異変、災害ニュースに重い状況下では、静かな晴れ間や、たとえ産業がらみのイベントであっても、また役員が忙しい中で、時間、労力という犠牲を払っての総力結集の企画であっても、誰もが楽しめる時間帯、平和な時間帯を作り出すことは必要であると思われる。

  ☆  ☆  ☆

 9月23日のクラシック倶楽部、「
繊細さと野性味を併せ持つバイオリニスト、ジャニーヌ・ヤンセン。近年ブラームスとバルトークの対比に注目しており、今回もそれぞれのバイオリン・ソナタ第2番をとりあげた。」(クラシック倶楽部より)
 ブラームス作品は甘美で優雅、彼が53歳のときの作品。そしてバルトークの方は変化がめまぐるしく、彼が41歳のときの作品。
 はやりバルトークを傾聴。こんなはずじゃないという懊悩と叫びが聴こえてくるのだ。演奏に弱音器、それも弦限定の弱音器を用いていたようだが、弱音器は練習のときに周囲の迷惑を慮って用いるとばかり思っていたので意外だった。しかし、あのピアニッシモ、それ以上とも聴こえたあの微かな音を、果たして観客席の最前列だけに限ったとしても、何人の耳が聴きとっただろうか。

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