ペーター・シュライヤー
ぼーっとしているときに、時として心にことばが聞こえるように意識されることがある。窓からの涼風、内臓が液状化しそうな真昼の暑さを堪えやり過ごし、いまこうして涼んでいるときに心に通ったいくつかのことばのうち「マインド」と「ペーター・シュライアー」が天からふってきて樹間に霧が満ちるかに留まっている。
「マインド」、これはわたしの心、精神のことだろうか。自分を訪ね、自分に訊いてみる。そんな静かな心の営みをわたしは必要としているのかもしれない。
「ぺーター・シュライアー」、ドイツのテノール歌手。指揮者、バッハの理解に定評がある。80歳は過ぎているはず。一枚ぐらいはストックがあるだろうとデータのクラッシック動画を当たってみたが意外にも出てこない。棚のCDを探すと、「4大宗教曲集」があった。『ミサ曲ロ短調』『マタイ受難曲』『ヨハネ受難曲』『クリスマス・オラトリオ』の4曲が入っている。というよりも封が切られておらず眠ったままになっている。何ということだろう。ライプツィヒ放送合唱団、ドレスデン・シュターツカペルレ、指揮ペーター・シュライアー。1991、1984、1988、1986にドレスデンで収録。この封を切って是非とも聴いて欲しい、そう言われているような気がした。いったい誰に言われているというの? と訊かれたとしても、まさかペーター・シュライヤーがとはとても言えません。それは神様でしょうなどと勝手に神を持ち出すような不遜なことはいたしません。けれども何者かがこのCDの封を切って聴いてみるようにと言っている気がしてならないのです。しかしもう22時過ぎ、この大曲に取り掛かるには時間が遅すぎますが、けれどもそう先に延ばしてはならないという気がしています。
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