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ミサ曲ロ短調

 盛岡では盛んに花火が打ち上げられている。瞬時ドビッシーの『花火』が思い出されたが、今聞いているのは、実はバッハの『ミサ曲ロ短調』。月が掛かる藍色の空に響く花火の音。八時前には止むだろう。

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 カール・リヒターの指揮のもとでは、福音史家としてテノールを響かせているぺーター・シュライアーが自ら指揮しているのがこのディスクだ。比類のない美しさ、その美のはざまに憩い揺蕩う。2枚のディスクに収められているが、DISC2はもう3回目。思えば、この曲を盛岡で、しかも生演奏で聴く機会があったことがいまだ信じられない。盛岡バッハ・カンタータ・フェラインによる演奏だった。

 なぜかペーター・シュライアーの名が心に響いてきて、とにかく聴いているうちにはその謎も解けるような気がして、まずこの曲から聴いている。何しろこの長大さ。昼間であれば、聴いている間に幾人かの来客があり、幾つかの用件が入るという有様。しかしそれでも聴き続けたくなる。

 最後のドナ・ノビス・パチェム(われらに平安を与えたまえ)がいま終わった。

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