歩き続ける

盛岡市内丸にある盛岡城跡公園まで毎朝ウォーキングをしラジオ体操に参加している方々がいる。寒中でも15,6人、夏場は100人。
知るところでは、浅岸、山岸、本町、大沢川原、紺屋町、天神町、志家町、そして内丸に近い町内から来ている。ぜんぶの方々に聞けば、もっと遠くからの方もおられるかもしれない。100人集うとしても広い公園に散るとまばらになる。左には樹高30mはあろうかユリの木がそびえている。カメラには入りきれない右手にも多くの人たちがいる。高齢の方々が多い。
健康維持のため。ひとことで言えばそうなのだが、烏合の衆の意識で気まぐれに参加してきたが、近ごろはこの方々の意識に打たれることがある。ぎりぎりまで歩ける動けるようでありたい。このような思いに熱いものがこみあげる。それは自分が共感した瞬間だったろう。健康寿命の維持だ。誰の体の中にも細部にまで血管が走り、心臓に押し出されて血液が駆け巡っている。この流れが滞らぬように、止まらぬようにときょうも歩き明日も歩く。朝日にきらめく川の流れや河川敷のたんぽぽやわすれなぐさ、ヒマラヤシーダの大きな青い実。街並みを映す幾千枚のビルの窓ガラス。街並みに昇りくるまっしぐらな曙光。花壇のとりどりの花々を慈しみ愛でながら歩きうるかぎり歩き続ける。
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