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日曜日のおはなし 『霊と心と体』

  おはようございます。
 爽やかな風おどる新緑のもと、いかがお過ごしでしょうか。
 来る7月10日に、ホルン奏者宮田四郎さんのコンサートが、インマヌエル盛岡キリスト教会で開かれます。お覚えください。

Img615  それでは先週のメッセージの概略をおつたえします。

聖書引証 第一テサロニケ5:23,24

23 平和の神 ご自身が、あなたがたを全く聖なるものとしてくださいますように。主イエス・キリストの来臨のとき、責められるところのないように、あなたがたの霊、たましい、からだが完全に守られますように。24 あなたがたを召された方は真実です から、きっとそのことをしてくださいます。

國光牧師のおはなし≫
 人間は霊と心と体との三つから成り、この中心に神様が住まわれるときに、神とのコミュニケーションがあり、この三つが調和し、神様の栄光を表わすことができ、これがクリスチャンの本来のすがたであると申しました。体にはご聖霊さまが住まわれる。体は神様の宮であります。
 あるカーテンを取り扱っておられる方が、私どもは天皇陛下のお泊りになる部屋のすべてのカーテンの取り付けを致しましたと誇らかに仰いました。それどころか、私たちの体には神様が住まわれているのです。ですから私たちは、この管理には細心の注意を払う義務があります。しっかりと管理し、神様の栄光をあらわす生き方を致しましょう。

 また神様からの預かり物としては、タラント、仕事の能力や才能があります。神様のために役に立つ力を、各々に応じて与えられています。私が昔行っていた丸の内教会には、ピアノの才能のある方がおられ、インマヌエル教団が関わったビリーグラハム大会、日本福音同盟の集会などで弾いておられました。心に響くすばらしい演奏でした。タラントを聖別して主の御用のために用いたのです。
 タラントを私蔵してはいけません。むしろ神様のために用いて神様のご栄光をあらわしましょう。

 第一テサロニケ5章にもどり、人間本来の求めについて考えてみましょう。
 岩手県
大槌町に「風の電話」があります。これはNHKで番組制作され、大変な反響がありました。これは繋がらない電話です。3・11以前からありました。
 あるクリスチャンの生命科学の研究者の方が仰った事は、細胞のまじわり、やりとりが途絶えると、その細胞は死を迎えるということです。
 私たちは生きているでしょうか? まじわりを持っていますか?
 かつて羽鳥明先生は仰いました。「食卓を囲んでいくら向かい合っていたとしても、会話がなければそれは死んだものです。
 私たちが「生きていますか?」と訊かれたときに、何が死んでいる原因かをよく考え、ひとこと「悪かった。ごめんなさい」と言えるなら、復活は可能です。私のような者が罪ゆるされているのだ。ですから、ゆるせないことがあるでしょうか。自分の思い通りに別な価値観で生きようとするのが罪の始まりです。
  自分のような者が神様に罪を赦された、この経験をしたときに、霊の深い部分が神とまじわりを持つ事ができるようになり、神との関係が回復します。

 十字架は、神の側が人間の側に設置してくださった謂わば風の電話なのです。福音的にいうなら、罪が神とのまじわりを断絶させます。まじわりが途絶えた状態が死です。
 「すべて疲れた人、重荷を負っている人は私のもとに来なさい、わたしがあなた方を休ませてあげます」とマタイ11:28にあります。重荷を覚えている人は十字架のもとに行くことです。神が設置してくれた電話、即ち十字架のもとに行き、信仰をもって受話器を持ちあげありのままを神に告げることです。「神様わたしは今疲れています」「わたしはもうボロボロになっています」と正直に申し上げることです。神様は「わたしはあなた方を愛しているよ」と仰っています。「主をよろこぶことは、あなた方の力である」とあります。本来の人間のすがたは、神様とのやりとりの中に調整されていきます。
 冒頭の第一テサロニケ5:23,24をもういちど読みましょう。
 あなたを召された方は真実です。神は真実であってくださる。だから私たちがこの招きに素直に応じるなら、平和の神自らが、あなた方を霊的に全く健康なあるべきすがたに整えてくださるに違いありません。
 

※チラシは、國光牧師夫妻のご息女A姉のデザインです。

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