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アウシュビッツの音楽隊

きょうは読みさしの本を開くや、本など読んでいる場合ではないと残っている家事を済ませ、外出のしたく。ツーワン・ライフに“出社”。キャップの指示で文芸誌の発送手伝い。4時ごろに中央公民館に回り、もりおか童話の会に合流。5時過ぎに帰宅。ともかくも文芸誌の発送準備にこぎつける。やはり出版物刊行は一朝一夕にはいかない。

 きのうは、と。きのうは午後2時過ぎまで、『アウシュビッツの音楽隊』シモン・ラックス、ルネ・クーティー共著。大久保喬樹訳。本の題名を書く気はなかったが、今朝の新聞に、やはり同様の本の出版広告が出ており、音楽が果たした役割に一つ触れていた。
 私がこの本を読もうと思った動機は、こういった極限下での音楽の位置を知りたかった、音楽家たちの位置ではなく音楽の位置を。ある一つの例、4000人の人々を前に演奏する。演奏する側も、聴く側も、この音楽が終われば、この4000人がみな焼却炉であることを知っているのだ。演奏家たちへの感謝に自分の持てるものを差しだす人々がいる。自分たちにはもう必要がないというのだ。行進する時には、楽隊が必要とされた。音楽は行進になくてはならないもの。先にいかなる事態が待っていようとも。
 読み終えて、音楽の位置がどうであるか、頭が回りかねた。未来永劫許されることはない史実がただただ重い。

 夕刻は息子に送りたいものがあり、動く。これも昨日の事。発送して翌日には届く。真夜中の高速道が浮かんだ。

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