上京 2
他人がどこでどう過ごそうが、それを知ることにはまったく興味がない、知ってどうなる、関係ないという方々もいらっしゃるかと思う。近頃は書き留めておかなければ忘れてしまいそうで、自分の備忘録として書き置いている。書きつけられるならどこでもいい。自分が取り出しやすいところにためこんでおいている。
上京2日目は甥の結婚式。個人情報の厳しい昨今、真っ向からの写真も載せられず、誰が出席しているかも判別がつかないという写真を探し出しアップ。小さい頃からの甥を知り、また社会人となってからは息子たちもさまざまな影響を受けた甥の門出、こみあげるものがある。ふたりに喧嘩や意見の食い違いはあるだろうが、乗り越えてきっと幸せになれるはず。
なかなか楽しかったのは、新郎の友人であったか、コーヒー旅芸人某氏のサービス。先ずは、新郎新婦の性格、人柄に合わせたコーヒーをブレンド。右手にトランペットを持ち、結婚行進曲やコーヒールンバ等数曲を間断なく奏でながら左手で芳しいコーヒーを淹れ、会場の皆さまにワイングラスで提供するというもの。感心したのは、コーヒーを淹れながらの演奏にも関わらず音程も狂わず不自然な休符がまったく無かったこと。後で聞いたことには玄人はだしのミュージシャンでもいらっしゃるのだとか。
2日目も姉のところに泊まり、三日目は疲れを考慮しホテルの方に宿泊していたいまひとりの姉と合流、長男の案内で過ごし、この姉と一緒の新幹線で無事帰着。 どこでどんなものを見、どんなものを食べたか、それも楽しいことではあるけれども、それよりも何よりも、一つのことに当たっての皆さまの温かい心遣い、そして自分の血脈そしてその家族たちの傍近くにあって歓談できた楽しさ嬉しさが心を過る。更に気の効いた方々は、周辺に足を延ばすなりするのでしょうが、もうこれで十分。
今回主人は外せない所用があり上京できなかったけれども、これを読んで貰えると様子の断片は分かるはず。
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