雑感
けさ起きがけに、「バイカル湖のほとり」をどう歌うかを無意識のうちに考えていた。
ゆたかなるザバイカルの 果てしなき野山を
やつれし旅人が 宛ても無くさまよう
「ゆたかなる」を馥郁と豊かに歌うとどうか、それとも遠くに点のように微かに見えるように今にも消え行きそうに細く微かに、砕け落ちそうなガラスのように歌うのがいいか。「ゆたか」ということばとは対極のようだが、それも悪くはない。「ザバイカル」は、果てしも無く広がるきららかな湖面を想わせるように歌うか。それともいっそ大声量でインパクトを持たせてしまうか。果てしなき野山を」もあれこれと考えて、しまいには夢うつつの中で出来上がった「バイカル湖のほとり」がわたしの中で歌われているのを心で聞いた。作曲者の指示もあるだろうが、音楽づくりとはこういったものかなとすこしばかり面白さを味わっていた。
原稿から歌詞をコピーしたところが字体が最初と変わってしまったけれど、このままに。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
11月には甥の結婚式がある。これまでは、何を着ていても死にはしない、で通してきたけれども、ここに来てすこしは意識を変えねばと思うに至った。はやく準備をと思いつつも、洋服などを見てあるいた後はどっと疲労感に見舞われるために、ぎりぎりまで行きそびれていた。やっときのう主なところを3か所回りフォーマルをじっくりと見比べてみた。それぞれが、どのようなサービスを客に提供しようとしているかがわかった。わたしが買おうと決めたところの店員の方が「最近は結婚式をする方が少なくなっています」と仰る。結婚式もその他諸々もよい簡略に向かっているのか崩壊に向かっているのかよくわからないが、商業意識もそれに倣っていくのだろう。
目が疲れているのできょうはブログを休もうと思っていたのだが、書き始めるとこれぐらいになっていた。
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