きょうのことば 『神に向かって叫ぼう』
沈んでいるようなこんな朝もある。人類愛という高さが自分にあるとは言い難い。それでも、今朝はなぜかシリア、イラクの難民となった人たちの窮状が想われる。いま窓から早朝道行く人たちのすがたが見える。健康維持のためのジョギング、ウォーキング、犬の散歩。恐らくは夜勤明けと思われる方のすがたも。そして各紙新聞配達。9条の行方はさておき、まずは平和な眺めだ。さしあたっての深刻さはない。それが一方、いま住むところ、いま食べるものもない人たちがいる。この落差はいったい何なのか。
先週のインマヌエル盛岡キリスト教会の説教、きのう振り返ってみていましたが、どう纏めてよいものか、力が及ばないときがある。そんなときは、ポイントだけでもゆるされるかと、聖句を冠しておつたえいたします。
引証聖句 第二歴代14:9~15
9 時がたって、クシュ人ゼラフが、百万の軍勢と三百台の戦車を率いて、彼らに向かって出陣し、マレシャにまで寄せて来た。
10 そこで、アサは彼に対抗して出陣し、マレシャにあるツェファテの谷で戦いの備えをした。
11 アサはその神、主に叫び求めて言った。「主よ。力の強い者を助けるのも、力のない者を助けるのも、あなたにあっては変わりはありません。私たちの神、主 よ。私たちを助けてください。私たちはあなたに拠り頼み、御名によってこの大軍に当たります。主よ。あなたは私たちの神です。人間にすぎない者に、あなた に並ぶようなことはできないようにしてください。」
12 主はアサの前とユダの前に、クシュ人を打ち破られたので、クシュ人は逃げ去った。
13 アサおよび彼とともにいた民は、彼らをゲラルまで追いつめた。クシュ人は倒れ、生きている者はなかった。主の前、その宿営の前に、打ち砕かれたからである。そこで、彼らは非常に 多くの分捕り物を持ち帰った。
14 さらに、彼らはゲラル周辺のすべての町々を攻め打った。主の恐れが彼らに臨んだからである。そこで、彼らはすべての町々をかすめ奪った。その中には多くの獲物があったからである。
15 また、彼らは家畜の天幕も打ち、多くの羊とらくだを奪い去って、エルサレムに帰って来た。
この日は、アサという王様からの学びでした。
イスラエルはサウル王、ダビデ王、ソロモン王の時代が黄金期。後に国は、血筋的には正統性のあるユダ王朝(レハブアム王)とイスラエル王朝(ヤロブアム王)とに分裂。アサはユダ王国の3代目の王様で信仰は篤かった。南と北が並立した時代に、北で活躍したよく知られている預言者には、エリヤ、エリシャがおり、南の方預言者としてよく知られているのは、イザヤ、エレミヤ、エゼキエルという人物でした。
アサ王のとき、大軍が攻めよせてきました。その時、アサはひたすら主に叫び求めています。それが赤い字で示したところです。
イエス様は「おそれるな、小さき群れよ」と言われている。私たちはアサ王のように、この神様に「助けてください」と叫ぶことができる。いにしえの偉大な王ヨシャパテも、ヒゼキヤも緊迫感をもって天に叫び求め勝利を得ている。神の前に心を注ぎ出して祈りましょうとのお勧めがありました。
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