きょうのことば 『時が良くても悪くても』
はや1週間経ちました。4時半に庭を見ると、チェリーセイジの花の赤が、まだ陽がさしていないために、黒ずんでいましたが、5時頃にはようよう赤く。室内気温26度。季節が秋に傾きつつある気配。
先週失くしたと思っていたICレコーダーは、ペンケースの中から出現。外出する時には落し物、忘れ物をしかねない自覚から、特に厳重にしまいこんだところが、これを忘れていたのでした。ただ気付いたのが先週の朝7時すぎ。いつものブログを更新したあと。まあこれも神様の配慮と身勝手に決め込みました。
昨日は終戦記念日。映画「日本のいちばん長い日」を観ました。今朝の天声人語に映画の事が載っていました。これはいつ何の本で読んだか、確か書店での立ち読みでしたか、「戦争は防衛から始まる」。戦争反対。
神との平和が、いかなる状況でも人に平和をもたらす事を信じて。
聖句引証 第二テモテ4:1~8
1 神の御前で、また、生きている人と死んだ人とをさばかれるキリスト・イエスの御前で、その現われとその御国を思って、私はおごそかに命じます。
2 みことばを宣べ伝えなさい。時が良くても悪くてもしっかりやりなさい。寛容を尽くし、絶えず教えながら、責め、戒め、また勧めなさい。
3 というのは、人々が健全な教えに耳を貸そうとせず、自分につごうの良いことを言ってもらうために、気ままな願いをもって、次々に教師たちを自分たちのために寄せ集め、
4 真理から耳をそむけ、空想話にそれて行くような時代になるからです。
5 しかし、あなたは、どのようなばあいにも慎み、困難に耐え、伝道者として働き、自分の務めを十分に果たしなさい。
6 私は今や注ぎの供え物となります。私が世を去る時はすでに来ました。
7 私は勇敢に戦い、走るべき道のりを走り終え、信仰を守り通しました。
8 今からは、義の栄冠が私のために用意されているだけです。かの日には、正しい審判者である主が、それを私に授けてくださるのです。私だけでなく、主の現われを慕っている者には、だれにでも授けてくださるのです。
國光勝美牧師のメッセージを要約します。
掲げたこのおことば、特に7,8節は盛岡教会のS兄の最期を思い出させます。教会建設で、また日頃の信仰生活で教団に大きく貢献くださいました。「地の栄誉はなにもいらない。善かつ忠なる僕。私には義の栄冠が待っています。このことだけが、わたしのすべてです」とこう仰って天に凱旋されました。パウロも、このS兄と同じ心境をテモテにつたえたのであり、この1~8節はパウロの命令であり証しであります。
パウロは言いました。「みことばを宣べ伝えなさい。時が良くても悪くてもしっかりやりなさい。寛容を尽くし、絶えず教えながら、責め、戒め、また勧めなさい」
これは、パウロが世を去る時、愛弟子テモテに遺したメッセージです。そして、パウロは証しします。
「6 私は今や注ぎの供え物となります。私が世を去る時はすでに来ました。
8 今からは、義の栄冠が私のために用意されている
これがパウロのはしるべき道のりを走り終えたというへりくだった、しかし真実なパウロの証しです」
私は、東北北聖会を通して、もういちど神様からのかたりかけをいただきました。「時が良くても悪くてもしっかりやりなさい」。
この教団創設の過程は、さきほどお伝えしました(メッセージが始まるまえにインマヌエル綜合伝道団の沿革の解説がありました)。何もないところから、ただ神様を見上げ、聖書の御言葉のみを信頼して「聖」と「宣」を掲げ踏み出したのです。
今回の聖会で竿代照夫先生がお開きになられたテトス書は、インマヌエルが発足したばかりの新年聖会で開かれたところです。そこから良き業と熱心な特選の民という全体的なメッセージが語られました。このテトス書2章14節が、この夏の聖会の基調でもありました。
14 キリストが私たちのためにご自身をささげられたのは、私たちをすべての不法から購い出し、良いわざに熱心なご自分の民を、ご自分のためにきよめるためでした。
教団の創立者蔦田二雄先生は、終戦で牢獄から出されたものの、長い間話す事を禁じられていたために、話すこともできず、からだは衰弱しきっており、一時期岡山県の縁故を頼り療養いたしました。そこで広島で被爆するも奇跡的に助かった二人の医師が協力を申し出てきます。こうしてビジョンに賛同する者が増え、船橋に、伝道部、医務部、農耕部を備えたインマヌエル綜合伝道団を建設。しかしほどなく、これは放火といわれていますが、火災発生、全焼。蔦田氏の心中は察せられます。
しかし、この後に、どういう姿勢をとるかを神様はご覧になっていた。それから幾日も無い新年聖会で、蔦田氏は、テトス書を開きもういちど教団をゆるぎなくスタートさせるという信仰姿勢を神様の前に示しました。
この先あなたはほんとうにどうするのか? 独房でインマヌエルのビジョンを与えられ、さあこれからというときに火災ですべてを失った時、さあどうする?
私は、もういちど神様から、あなたはどうするんだ? と語りかけられました。
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