« きょうのことば 『御前に出る喜び』 | トップページ | きょうのことば »

祝 第50回「音楽の夕べ」 2015/8/2(日) 変わらずに! 

Img41550

 3・11に被災し、ことし復興した宮古市民文化会館。私たちが着いたときには、もうこんなに開演を待つ人たちの列が。是非聴きたいと言った宮古市在住の友人5人もすでに並んでおりました。

20150802_172311

 キラキラ星変奏曲とともにあがった緞帳。昔とすこしも変わってはいないあたたかい光景、そして懐かしい響き。いつまでも鳴りつづけて欲しい。第一部の最後には板谷先生作詩・作曲の「宮古ジュニアのうた」が演奏され子どもたちの明るい歌声が流れました。第二部のビュータンの5番、ブリュッセル音楽院の卒業試験の課題曲用に作曲され、後にはパリ音楽院の卒業試験の課題曲に編曲されたとても難易度の高い曲。第一楽章だけでもかなり難しい。それを中2年生が見事に弾き、会場を惹きこみました。才能もまた着々と育っていると思いました。第三部の弦楽セレナーデは圧巻でした。いつも駆けつけて質の高い弦楽を提供してくださる東京カワン・バグスストリングオーケストラ、そしてStern String Enesembleに感謝です!楽章と楽章の間で拍手をしてはいけないと誰が決めたのか、たしかにその合間も音楽のうち、次の楽章を迎える心備えのときと言えるのでしょうが、第一楽章が終わって思わず拍手した会場の方々と実は私も同じ思い。私も一緒に拍手しました。誰ぞに怒られるでしょうか。第四部は、さまざまな情景が浮かび、とても懐かしい曲ばかり。第五部新沼謙治のよい意味での単純な詞が、編曲の妙もあるのでしょうか、素直に受け入れられるんですね。長く人の心に残り励ます詞、或いは、詩というのは、熟読、解説を要するような小難しい詩ではない、このようにありていで幼い子どもにもわかるような詩なのかもしれません。

Img416
Img417

 3・11、あの未曾有の大災害、黒い濁流に多くの命と家屋、財産が奪われた、またその悲劇を目の当たりにして、或いは止むなく音楽を放棄してしまわれた方々もいらっしゃるかもしれない。しかし、私は音楽する方々が少なくなったとは思いません。それは、お一人の中に何人もを見るからです。お一人で何人分も頑張っておられる。
 また今回宮古に宿泊し、宮古の多くの方々とお話しをする機会がありました。みな優しいのです。互いにいたわり合っているのが伝わってくるのです。大きな試練であったがために例外もあるかもしれない。しかし私が見たところはそうでした。しみました。

 しあわせな気分にしてくれた「音楽の夕べ」でした。

Img420  

Img421  

 帰り際に、小松(旧姓梅村)智佳子先生、梅村真美先生、隆一先生、圭一先生、妙子夫人、成り行きでこの順にご挨拶させていただきました。そして最後は、隆一夫人。そうです。隆一夫人の腕には赤ちゃんが。「音楽の夕べ」第50周年の今一度のブラボー。何と育児休暇でお正月までいらっしゃるとのこと。さっそく写真を撮らせていただきました。智佳子先生のお子様の連音馬ちゃん、来楽ちゃんに良きライバルができました。かくして宮古ジュニアの楽しみは尽きません。
 
 帰る道々こんな若い女性の声が、「え~、隆一先生、結婚しちゃったの~、がっかり!」。隆一ファンは悲喜こもごも。

|

« きょうのことば 『御前に出る喜び』 | トップページ | きょうのことば »

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/461668/61033549

この記事へのトラックバック一覧です: 祝 第50回「音楽の夕べ」 2015/8/2(日) 変わらずに! :

« きょうのことば 『御前に出る喜び』 | トップページ | きょうのことば »