5月の生命力
咲き継いできた春の花が一段落して、つぎに庭を明るくしてくれたのはエニシダ。ことしは、花の重みで枝がたわむほど見事に花がつきました。
このところ、また花が一斉に開花するごとくに、アクセサリーや絵画、書道の展覧会が開かれています。観たいと思いつつ、あまりの忙しさに行きかねた展覧会もありました。
エニシダ。マメ科の花は明るく楽しい。この樹は常緑。この樹からとった種は発芽率20パーセントの確率で発芽、3年目になるいま、裏庭で70㌢ほどの丈に育ち、花を3つ咲かせている。ただ、播種、定植ともに条件はよくなかった。
白い花はブルーベリー。これがしだいに緑の実となり、赤紫となり、藍色になって完熟。
アオキや紅葉の枝先をザクザクと刈りながら、この時期の花や草や樹木の生きんとす、伸びんとす生命力に打たれる。刈ったばかりの葉先や枝先から放たれる香りは瑞々しい。細胞を生かし、肺を生かし、脳髄を洗ってくれる。太古より脈々と流れる命に畏敬の念が湧いた。
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