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きょうのことば 『天使たちとクリスマス』ークリスマス講壇ー

 おはようございます!! 帰省する方々で、地方の人口が一時的に増えるこの年末、クリスマスは終わったけれども、またまた新たな賑わいが。

 クリスマス礼拝は先週でした。一年中でいちばん楽しい、そして厳粛なクリスマスでした。きょうは、先週12月21日、インマヌエル盛岡キリスト教会(℡019-622-6304)で開かれた聖書の箇所をおつたえします。

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聖書引証ルカ伝2:8~20
8 さて、この土地に、羊飼いたちが、野宿で夜番をしながら羊の群れを見守っていた。
9 すると、主の使いが彼らのところに来て、主の栄光が回りを照らしたので、彼らはひどく恐れた。
10 御使いは彼らに言った。「恐れることはありません。今、私はこの民全体のためのすばらしい喜びを知らせに来たのです。
11 きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。
12 あなたがたは、布にくるまって飼葉おけに寝ておられるみどりごを見つけます。これが、あなたがたのためのしるしです。」
13 すると、たちまち、その御使いといっしょに、多くの天の軍勢が現れて、神を賛美して言った。
14 「いと高き所に、栄光が、神にあるように。地の上に、平和が、御心にかなう人々にあるように。」
15 御使いたちが彼らを離れて天に帰ったとき、羊飼いたちは互いに話し合った。「さあ、ベツレヘムに行って、主が私たちに知らせてくださったこの出来事を見て来よう。」
16 そして急いで行って、マリヤとヨセフと、飼葉おけに寝ておられるみどりごとを捜し当てた。
17 それを見たとき、羊飼いたちは、この幼子について告げられたことを知らせた。
18 それを聞いた人たちはみな、羊飼いの話したことに驚いた。
19 しかしマリヤは、これらのことをすべて心に納めて、思いを巡らしていた。
20 羊飼いたちは、見聞きしたことが、全部御使いの話のとおりだったので、神をあがめ、賛美しながら帰って行った。

 國光牧師の説教をメモしてきました。概略ですがおつたえします。御使いのお話しでした。

 御使いを礼拝の対象とするのは誤りであり、御使いは、神に仕えるために造られた。神は被造物が心からの礼拝を捧げることを望んでおられる。御使いは神を礼拝するために存在であり、栄光に満ちた被造物としての立場であった。それがヘブル書にも記されています。

 ヘブル1:14
14 御使いはみな、仕える霊であって、救いの相続者となる人々に仕えるため遣わされたのではありませんか。

 御使いの起源は、人間創造の前です。神は天地宇宙、森羅万象を造られ、その後にご自分に似せて人を造られました。「それに息を吹き込み、生けるものとなった」とあります。
 御使いの一部のものたちが堕落したのがサタン即ち悪魔です。人間創造以前に存在し、エデンの園で人を堕落させます。神に仕えることを使命としていた御使いが、自分自身を神のごとくの位置に立たせようとします。僕として仕えることを拒否し、自分を礼拝させたい、これが悪魔の根源的性質です。堕落した人間をもっとも悲しまれたのは神ご自身でした。

 神は罪を犯した人間を救う緊急手段として、ひとり子のイエスさまをこの世に送ってくださいました。
ヨハネ3:16
16 神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。

 神のよき知らせのときには、よくガブリエルやミカエルが現れます。このよき訪れを、どうして御使いたちが黙っていられるでしょうか。御子イエス様がこの世においでくださる。このすばらしい知らせは先ず羊飼いたちにもたらされます。民全体への大いなる喜びです。御使いは、マリヤにもザカリヤにも現れました。十字架の贖い、そしてイエス様の復活のときにも現れています。神の大いなる御業を伝えるのが御使いの役目でした。

 神の御子が、身を低くして、貧しい飼い葉おけの中に誕生してくださった、このことのゆえに私たちは天に大いなる住まいを与えられていることを覚えたいと思います。
イエス様の貧しさによって、私たちへの神の恵みと愛を一層深く理解すればするほど、救いの大いなる事が一層自覚されてきます。天国の喜び、感謝、恵を満喫させていただきましょう。

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