ゴルゴダ
きのう午後、岩手県立美術館で開かれている舟越保武展をゆっくりと回った。有名になる以前の舟越に興味があった。たとえば、彼が戦争に行ったか行かなかったか等など。松本竣介も戦争には行かなかった。舟越も行かなかった。昭和20年に、舟越と松本は、川徳のギャラリーで二人展を開いている。これは松本の経歴の方に書いてある。この展覧会は、たしか当時の岩手日報にも出ていたはずだ。松本は昭和23年に亡くなっている。
舟越が26聖人を製作する時、また彼がスケッチをしようと白い紙に向かったときの彼の体験を読み、私は神の臨在を知らされた。
最も好きな作品は「ゴルゴダ」。美しい女性像は数々あるが、それらに勝って「ゴルゴダ」は見る者を惹きつけて止まない。「ゴルゴダ」には人生のすべてがある。
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