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朝に出会う犬

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 朝のウォーキング。さまざまな犬に出あう。犬であっても飼われているのであれば、その家の家族同然、うっかり話しかけようものなら礼儀を失することにもなりかねない。
 川に行く途中にいつも気になるゴールデンレトリバーがいる。元気な時から温順さ、優しさを感じさせる犬なのだ。今は人間でいうなら8,90歳といったところだろうか、去年の暮れには果たしてこの冬を越せるだろうかと心配したが、春になって正座しているのを見たときはほんとうに嬉しかった。ところがここのところまた元気がない。横たわっていることが多い。木戸口の外から声をかけると辛うじて尻尾をぱたんぱたんと動かしてくれる。「頑張ってるね」「元気でいてね」、毎朝小さな声で話しかけている。
 いつもダックスフントを2匹散歩させている方がいる。この2匹はきっと兄弟だろうと思っていた。ところが、ちょうどこの写真を撮った直後に「いまカエルの声が聞こえましたよね」と話しかけてくれた女性がいた。ある病気でずっと家にこもっていたけれども、足が弱くなってきているので散歩に出てきたところ、数年ぶりでカエルの鳴き声を聞いたという。ただ私には2種類の鳥の声しか聞き分けられなかった。写真を撮る事に気を取られていたからだろう。その方が、ダックスフントがやって来てすれ違うときに飼い主に挨拶をしたのに乗じて、私は「双子の犬ですか?」と訊いてみた。すると「親子なの」という返事が返ってきた。

  

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