雑感
今朝、盛岡市の神子田朝市に。山菜目当てだ。そちこち見比べていると、店番をしている女性がいった、「タラの芽とシドケを一緒に発送するのは無理なんだ。出る時期が違うんだもの。シドケはいまやっと出たばかりで、まだこっただ」、そういって茎が細めのシドケを取り上げ見せてくれた。図星だった。何も言っていない私が何を考えているか、この方は見抜いていた。発送はもう一週間ほど待つことにした。
息子がフキノトウが好きなのでさがす。もう出ていないだろうと思っていたところ、1山100円で出ている。茎の部分が5センチもあるかなり大きくなったもの10個、蕾の状態のものが2個混じっている。茎が長いのは道端でも見かけたとは思ったが、ま、売っているからには食べられるだろうと買ってみる。半分を蕗味噌にし、半分を天ぷらにする。けっこう美味しい。大きくなったものでも、うん、十分美味しい。![]()
息子が帰省する直前に家に宛てて出した荷物の中に、何と、佐村河内守のDVDも入っていた。うーん。自分のブログからはもう削除している。
大友直人指揮、日本フィルハーモニー交響楽団、ピアノ田部京子 『佐村河内守:魂の旋律HIROSIMA×レクイエム』。「CD化予定がないため、初演者、田部京子の演奏による本DVtDが唯一の音源となります。」とある。もう後ろに押しやった事件だったが、いま改めて両手を広げて歓呼に応えている佐村河内の写真を見ていると、よくこうまで演じ切ったものと、そしてこの次に書くべき言葉に窮するのだ。ついに真相を語り始めたまことの作曲者の心境の断片も推測されてくる。そこに写っている指揮者、演奏者たちは完璧な詐欺にかかったけれども最大限の演奏をしてくれたに違いない。発覚する前に出されたものだ。いま見ると、何ともいわれぬ想いになる。![]()
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