足元に春
風はあるものの晴天に恵まれる。空の高さに、北上高地でも駆けてみたい気がしたが、神様、こんな日はどうしましょうかと思ううちに、いつの間にか片づけに取り掛かっていた。一部屋を天井からタンスの上から電気の傘から棚の後ろからガラスまでを掃除するのに一日がかりだった。庭のそちこちにはびこった笹も刈り取った。
ことしになってやっと外に出したテーブルでコーヒーブレイク。春の到来を実感。何も行楽に出かけるばかりが楽しみとなるとは限らない。こうして一日中働いて、そしてほっと一息をつく。クロッカスが咲いている。ヤマブキの1、2ミリほどの新芽がまぶしい。水仙のつぼみ。赤みを帯びたウメモドキの蕾。5センチばかりにツンツンと生えそろったニッコウキスゲの葉。出かけなくてよかった。部屋もきれいになり、すぐ足元に、こんなにたくさんの春。
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