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『君が代』

 ここで書きたいのは、 『君が代』を個々人の考え方により、歌うか歌わないかというような事ではなく、『君が代』の作曲のことなのだが、あるページには、 『君が代』は、ジョン・ウィリアム・フェントンが作曲したと書かれているが、私は、以下の経緯を踏んでいると納得できるので、それを分かりやすく説明しているWIKIのページから抜粋してみました。 

 「当初フェントンによって作曲がなされたが洋風の曲であり日本人に馴染みにくかったため普及せず、1876年(明治9年)に海軍音楽長である中村祐庸が「天皇陛下ヲ祝スル楽譜改訂之儀」を提出。翌年に西南戦争が起き、その間にフェントンが任期を終え帰国。その後1880年(明治13年)に宮内省式部職雅樂課の伶人奥好義がつけた旋律を一等伶人の林廣守が曲に起こし、それを前年に来日したドイツ人の音楽家であり海軍軍楽教師フランツ・エッケルトが西洋風和声を付けた 。」

 フェントンは作曲することはしたが、その後で2人の音楽家が、改稿しているわけで、これをフェントンが作曲したとは言いにくい側面が大きいと思った。しかし、エッケルトが改訂に関わった事は確かであるようだ。

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