松田晃リサイタル“音楽生活50年+13” を聴く
“音楽生活50年+13”。雫石環先生のピアノの響きを楽しみながら、松田晃先生の歌曲を聴く機会が与えられ感謝でした。作曲家のエピソード、またご自身の思い出などを交えての演奏は楽しいものでした。
加藤學作曲からは、今回は石川啄木「ふるさとの山に向ひて」でした。木下牧子「さびしいカシの木」の作詩がやなせたかし。木下さんは平成5年に岩手でプレ国民文化祭があったとき、合唱吹奏楽の曲を委嘱されたが、そうしてできたのが宮澤賢治の『春と修羅』だったという。難しい曲だったらしい。この曲を創るために、木下さんは、新幹線で来県し、県の車で盛岡から平泉、一ノ関と回られたとき、松田先生がご一緒したという。
このようなお話を聞くことができるのも、このコンサートの楽しみのうちです。来年の会場も予約済み、リサイタルはまだまだ回を重ねます。
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