きょうのことば『深みに漕ぎ出して』
日曜日は、インマヌエル盛岡キリスト教会(℡019-646-2924)の講壇のメッセージをおつたえしておりましたが、きょうは諸般の事情に依り、自分が聞いて恵まれたというところをメモという形で書かせていただきます。2014年1月5日の國光勝美牧師の説教からです。
【聖書引証】詩篇23篇 ダビデの賛歌
1 主は私の羊飼い。私は、乏しいことがありません。
2 主は私を緑の牧場に伏させ、いこいの水のほとりに伴われます。
3 主は私のたましいを生き返らせ、御名のために、私を義の道に導かれます。
4 たとい、死の陰の谷を歩くことがあっても、私はわざわいを恐れません。あなたが私とともにおられますから。あなたのむちとあなたの杖、それが私の慰めです。
5 私の敵の前で、あなたは私のために食事をととのえ、私の頭に油をそそいでくださいます。私の杯は、あふれています。
6 まことに、私のいのちの日の限り、いつくしみと恵みとが、私を追って来るでしょう。私は、いつまでも、主の家に住まいましょう。
【お話を聞いて】
神様が人とどのような関わりを持たれるかを表わすときに「アドナイ」という呼び名で表わされるといいます。これには7つございました。この詩篇23篇にはこの7つの神様が集約され詠われているということです。
アドナイ・イルエ(主の山には備えがある) 詩篇23:1
アドナイ・ラファ(あなた方を癒す主) 詩篇23:3
アドナイ・シャロン(主はわが平安) 詩篇23:2
アドナイ・シャマ(主はここにおられる) 詩篇23:4
アドナイ・ツィドケヌ(主は私たちの正義) 詩篇23:3
アドナイ・ニシ(主はわがはた) 詩篇23:5
アドナイ・ロイ(主はわたしの羊飼い) 詩篇23:1
この7つの「アドナイ」を念頭に、詩篇23篇を読みました時に、またより一層神様の恵みを覚えたことです。
【聖書引証】ルカ5:1~11
1 群集がイエスに押し迫るようにして神のことばを聞いたとき、イエスはゲネサレ湖の岸辺に立っておられたが、
2 岸べに小舟が二そうあるのをご覧になった。漁師たちは、その舟から降りて網を洗っていた。
3 イエスは、そのうちの一つの、シモンの持ち舟に乗り、陸から少し漕ぎ出すように頼まれた。そしてイエスはすわって、舟から群集を教えられた。
4 話が終わると、シモンに、「深みに漕ぎ出して、網をおろして魚をとりなさい」と言われた。
5 するとシモンが答えて言った。「先生。私たちは、夜通し働きましたが、何一つとれませんでした。でもおことばどおり、網をおろしてみましょう。」
6 そして、そのとおりにすると、たくさんの魚が入り、網は破れそうになった。
7 そこで別の舟にいた仲間の者たちに合図をして、助けに来てくれるように頼んだ。彼らがやって来て、そして魚を両方の舟いっぱいに上げたところ、ニそうとも沈みそうになった。
8 これを見たシモン・ペテロは、イエスの足もとにひれ伏して、「主よ。私のような者から離れてください。私は、罪深い人間ですから」と言った。
9 それは、大漁のため、彼もいっしょにいたみなの者も、ひどく驚いたからである。
10 シモンの仲間であったゼベダイの子ヤコブやヨハネも同じであった。イエスはシモンにこう言われた。「こわがらなくてよい。これから後、あなたは人間をとるようになるのです。」
11 彼らは、舟を陸に着けると、何もかも捨てて、イエスに従った。
【お話しを聞いて】
特に印象にのこりましたのは、「深みに漕ぎ出して」についての理解ですが、これを縦軸から理解しようとするなら、聖書の御ことばを更に深く学び、神と深くまじわり、お祈りをするということをイエス様は言っておられる。そして、これを横軸から理解しようとするなら、やはりこれは、もっと多くの方々に、自分の家族、友人、知人にイエスさまの愛と恵をおつたえしましょうということであると学びました。
※実際の説教は50分ほどですが、一旦は全文起したのですが、時間的な事情もあり、このような御紹介とさせていただきました。尚、写真は教会の週報からの転載です。
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