つらら
人様の家の屋根に下がっている氷柱を撮らせていただきました。一日中家の中に。
ところで最近映画館に出向いて映画を見るということがなくなった。テレビでも見ない。DVD、ブルーレイも無いではないが、これも見てはいない。死蔵品に近い。いつでも何でも見ようと思えば見ることができると思うその意識が、寧ろ視聴から自分を遠ざけているように思う。
日本に最初に活動写真を輸入したのは神戸市の高橋新治であり、浅草の電気館が初の活動写真の常設舘となった。入場員数は明治40年には347万人、41年は521万人、42年731万人、大正元年には1277万人だった。(青山貴子氏の論文より)
最初は無声映画で、弁士や楽隊がセットになっていた。それでもこれだけの人々がまち望み熱中していた。映画は映画館に行かなければ見る事ができなかった。今でも最新作がすぐにデジタル化されることは無いのだろうが、ただ、少し待てば出てくるさということではある。これほど手に入りやすい、見ようと思えばいつでも見られる時代であるのに、見ようとも思わなくなっているのは、これは歳のせいだけなのだろうか。
家の中にいて何をしていたかというと、こんな事を思い巡らしていたのと、三食作りと近くのコンビニまで荷物の発送に行ったことだけ。運動不足であることは間違いない。
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