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お通夜の席で、6人家族のところに嫁入りし、その食事の準備に追われたという方と話した。朝に炊くコメの量を訊くと、食べざかりの甥たちがいたので、朝は3升、これには弁当分も入っている。そして夜には1升を薪で炊いていたらしい。昔は大家族だった。鉄の大釜から湯気が立ち上る厨が浮かんだ。朝の6、7時には、町のいたるところに竈の煙が立ち上っていただろう。ゆったりとした温かな風景だ。今はもう見られない。
2013年11月13日 (水) 日記・コラム・つぶやき | 固定リンク Tweet
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