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19日、ベルリン・フィルを聴く

012
 2002年にサイモン・ラトルを首席指揮者、芸術監督に迎え、演奏の質がどのように変化したか私は知らない。それ以前に、この楽団は、誰が指揮者、監督になろうとも見事に弾いてのけるという思い込みがある。実際に聴くチャンスが巡ってくるとは思ってもいなかったが、2013年11月19日、神はチャンスを準備くださった。感謝!!
 ブーレーズ『ノタシオン』、初めて聴く。それだけに注意深く耳を傾ける。現代人の行きつく心情といったものをストレートに聴いた気がした。ブルックナー『交響曲第7番』、アダージョで、朝比奈隆の聖フローリアン大聖堂ライブの7番が強く印象にあったせいか、こうだろうか?という思いがなくもなかったが、それはそれとして、終始一貫息をのむ素晴らしさ。2階席だったこともあり、オケ全体を隈なく観ることもできた。なぎには細く繊細にあるときは悲しいまでに静まり、嵐には全存在を賭けて力強く鳴り響かせ的確に、確実に喰いこんでくる。ベルリン・フィルはやはり大海だった。

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