再生をのこして
今朝は雨が降っていた。5時はまだ暗い。お茶を淹れて本をひらきゆったりと寛ぐ。時折カーテンの間から外をのぞく。5時45分ごろに、小雨の暗がりに幾分かの明るみがさす。傘を片手に木戸を開ける。上ノ橋に向かって歩く。
上ノ橋から中津川の川底を見ると、浅瀬に鮭が7、8匹、居場所をもうそこに定めたかのように狭い範囲を動いている。すぐそばには、役目を果たし白く腐乱した鮭が底に揺らめいていた。無惨な光景だ。しかしこの無残さは、全力で新たな再生を自然界にのこしてくれた結果なのだ。雨模様であるし、30分も歩いたら帰るつもりでカメラを持ち出さなかったが、すこし残念だった。
写真は1週間ばかり前のもの。朝日に照らしだされた大樹の重量感を仰ぎ見る。
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