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不来方弦楽四重奏団が盛岡弦楽四重奏団と改名し第一回コンサートを開く

 1962(昭和37)年6月28日(木)午後7時から岩手高校会館ホールで、
morioka string quartett recital(もと不来方弦楽四重奏団)の第一回リサイタルがあった。
そのプログラムは以下に。写真は右から鈴木、斎藤、成田、板谷の各氏。

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 チェリスト村井正一氏は、このプログラムに、次のような祝辞を寄せている。

「セロの斎藤君から『好きで集まって居る』と言われたのは確か3年程前だった。私は知らない振りして、そっとして置きたかった。その間にスクスク伸びて、新しいカルテットが形作られて居た。この様に、生まれながらにして純粋なのが何より嬉しい。演奏を批判するよりまず力づけてやりたい。今夜は、4人にとって、想い出のステージになるでしょう。心から御祝い申し上げます。 6月19日 ヨル 村井正一」

 またこのコンサートについては、村井氏は、同年同月の岩手日報紙上でも、それまでの盛岡市のカルテットの歴史、歩みを交えながら、改名に至るまでの不来方弦楽四重奏団の精進への喜びを表わしている。もともと盛岡弦楽四重奏団は、村井氏がもっていた“看板”である。この名称を譲り受けるために、板谷英紀氏が村井氏を訪れて、村井氏から許可を貰ったという経緯がある。

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