雑草
雨後の地面からは草を抜きやすい。午前中は回覧物配布をしたが、午後からは夕刻まで草取り。そして今の今まで説教の起し。
草取りをしていると、近所のSさんが声をかけてくださった。「頑張ってるね」と言われると、それだけでも元気が出る。外回りを一巡し、駐車スペースをきれいにしただけで午後を費やしてしまった。草を取らなくたって死にはしないと放っておいた一角は、もう雑草がびっしり。最低限花壇と畑部分だけは取らないと浸食されてしまう。
雑草を書く私は雑草かな? 一瞬何の脈絡もなく思った。雑草だとすれば、得も言われぬ美しい花を救うために、邪魔だとばかりに刈り取られてしまうこともあるかもしれない。おお、そうか、己が命のためには決して美しい花の傍になど居てはならぬ。こんなたわいもない事、しかし十分にありそうなことを想う。ただその美しい花をまもるためだけの理由で、全存在を否定され、有無も言えぬように切り刻まれる、十分ありうる。しかし、たとえ根こそぎ駆逐されることがあったとしても、その命が神に繋がっている限りは命脈を絶たれることはない。命あるものは必ずまた息を吹き返す。そう、何度でも。
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