« え? またなの? | トップページ | 生気を食べて生き生き »

ブルックナーの交響曲第7番 & 詩篇150篇

もう22時を回ったことでもあるし、さあてきょうは書かかずにやすもうかと思ったが、毎日最低3行は書かなければ筆力を維持することはできないということばを思い出し、一旦切ったパソコンの電源を入れ直す。



 パソコンを切る直前まではブルックナーの交響曲第7番を考えていた。この交響曲の初演は大成功し、ブルックナーは交響曲作曲家としての名声を得たようだ。第二楽章アダージョの作曲中に彼の敬愛するリヒャルト・ワーグナーが病気で危篤になる。そしてワーグナーの死を悲しみながら葬送曲としてのこの楽章を書きあげるのだ。
 ブルックナーに限らず、悲しみから派生する感性は、えも言われぬ美しさを紡ぎ出すことがあるように思う。しかしどんな名曲も、ひとたびナチとの関連を取りざたされた場合には、厳しい疎外、遠回りを余儀なくされることがある。音楽には独立性といった側面があるとしても当然のことかと思う。アドルフ・ヒトラーがワグナーに心酔したように、ブルックナーのアダージョ楽章を殊にも愛好していたらしい。しかし、ブルックナー自身は、生涯を通じて非常に信仰の篤いローマ・カトリック教徒だった。1892年には聖書の詩篇150篇を作曲。1896年に帰天。72年の生涯だった。


彼が最晩年に作曲した詩篇150篇の詩

1 ハレルヤ。神の聖所で、神をほめたたえよう。御力の大空で、神をほめたたえよう。
2 その大能のみわざのゆえに、神をほめたたえよ。そのすぐれた偉大さのゆえに、神をほめたたえよ。
3 角笛を吹き鳴らして、神をほめたたえよ。十弦の琴と立琴をかなでて、神をほめたたえよ。
4 タンバリンと踊りをもって、神をほめたたえよ。緒琴と笛とで、神をほめたたえよ。
5 音の高いシンバルで、神をほめたたえよ。鳴り響くシンバルで、神をほめたたえよ。
6 息のあるものはみな、主をほめたたえよ。ハレルヤ。

|

« え? またなの? | トップページ | 生気を食べて生き生き »

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/461668/52015638

この記事へのトラックバック一覧です: ブルックナーの交響曲第7番 & 詩篇150篇:

« え? またなの? | トップページ | 生気を食べて生き生き »