出没
近所のMさんにお会いしたときに、「庭の土があちこち掘られていない?」と訊かれた。そういえば、4月にはよくノラと思しき猫が庭に現れては土を掘っていた。見るとトイレにしているのだった。土を掘ってから用をたしまた土をかけておいている。球根を植えたばかりの花壇を掘られたわけだが別段腹立たしいとも思わなかった。むしろなかなか行儀がいいものだと感心したのだ。ただ度重なるようなら方策が要るとは思った。ところがMさんのいう穴は、これとはちょっと違っていた。小さなシャベルで掘ったようなもので、ある方はタヌキではないかと仰ったらしい。そのはなしを聞いてから家に帰ったところ、こんどは、近所のSさんが見えていた。同じ話題だった。そういえば確かに10~15㌢深さの穴が庭に二つばかりあったのだが、これも猫の仕業かと注意深く見もしないで土をかぶせていた。Sさんと一緒に庭を回ってみると、塀の際や低木の下、土管の周囲にいくつも穴が開いており、モグラや猫ではないのは明らかだ。家の屋根裏にまで入り込まれたある方が専門筋に問い合わせた。ハクビシンではないかという返事らしい。あす然るべきところに方策を相談することになっているようだ。
いま23時を回っている。たぶんまたこの辺りのそちこちの庭に出没して土を掘っているかもしれない。Sさんは、ゴミ減量のためにかなり深くに埋めた残飯を掘り返された。目撃もしている。2匹いるようだ。ハクビシンは夜行性で植物食中心の雑食性。はたして本当にハクビシンなのか。実際に見るまでは確かなことはわからない。まもなくお目にかかることもあるだろう。そういえば、5月に入ってからは猫を見かけていない。
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