球根の力
このアマリリスは、友だちのお見舞いのために求めたものだった。病む友だちの傍で、一つまた一つと咲いてくれたならと願っていた。ところが事情があって、受け取ってもらうことができなかった。まだ雪が深かったときのことである。それが第一陣として出ていた花芽が4つの花を咲かせた。第二陣がまた4つ咲き、そして5月の半ばのいま、このように第三陣の花芽にこんどは5つの蕾をつけ、いまそのうちの3つが豊かに咲いている。実物の色はこれよりも落ち着いた深みのある赤だ。
花径が約20センチ。遠近感が出たために、写真では花がそれ以下に見えますが、確かに20センチはあります。
花の厚みというか、これが約10センチ。
第四陣の花芽は出ておらず、第三陣で最後、この第三陣が格別に見事に咲いてくれている。
中央の右側の小さな蕾がアンカーを務めることになるだろう。
たった一つの握りこぶし大の球根が、このような大輪の花を13個も咲かせ楽しませてくれるとは! 花の持つイメージ、優しさとはまた別なこのアマリリスの球根のパワーのすごさ、豊かさに脱帽だ。
背景がよくないのだが、写真に細工している暇はなさそう。というわけで、このまま公開。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- あれこれ (2022.12.03)
- あれこれ (2022.11.26)
- 秋はどこに来てるかな(2022.10.29)
- TVをどんなふうに(2022.10.22)
- パキスタンの水害 (2022.09.17)
コメント