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淡野弓子「バッハの秘密」(平凡社新書) & CD「ライプツィヒ聖トーマス教会少年合唱団 クリスマス・オラトリオ」

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「バッハの秘密」にはこんなことが書かれている。興味のある部分だけをちょっと書き出してみました。

バッハの作曲は「キリスト」を音とする作業だった。演奏の根となっているのはルター正統主義。「ただ神にのみ栄光」を帰するための音楽を追求するためには、どの都市よりもライプツィヒがふさわしいと彼は考える。当時ライプツィヒは、プロテスタントの砦として最も大きな推進力と影響力を持つ都市だったという。1723年、バッハは、トーマス・カントール採用試験に合格、引っ越してきて家族と共に聖トーマス教会学校のアパートに入居。ここで38~65歳まで27年間暮らしている。カントールの選定の権限を持っているのは、3人の市長、2人の市長代理、10人の補佐役から成る市参事会であった。

 トーマス教会には、少年を聖歌隊の歌手として教育する附属学校(1212年創立)があり、学校の運営は市参事会が当たっていた。
 バッハが赴任したばかりの聖トーマス教会学校は、自給生と貧しい家の給費生がおり、寮の建物はがたがたで、伝染病の巣であったという。校長は当時71歳で、生徒たちの躾にまでは手が回らなかった。バッハは、この寮で祈祷、食事、授業、消灯の監督をし、そして、この無秩序と騒音の中で作曲をしていた。バッハ人生の中核部をなすライプツィヒ生活はこのようにして始まった。

 さて、現在のトマーナー・コーア(聖トーマス教会聖歌隊)は、このような少年たちが、爽やかなソプラノでバッハの難曲を苦もなく歌う。こんなCDも出ているようです。

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