奉仕の温かさ
この地域の自治会が「生き生きサロン」を開いている。みんな出てきてお茶を飲みながら交流をもとうとの趣旨だ。毎回の婦人部の方々の心づくしには、いつも温められる。クリスマス会のときには、ささやかなもので、皆さんを楽しませてくださった。クリスマスケーキも登場した。予算が潤沢ではないところに知恵を出し合って、いかに皆さんに楽しんでいただくかの奉仕なのだ。
みずき団子を作ってくださった方もあった。この時は残念ながら、私は行けないでしまったのだが。みずきの枝先に紅白の小さなお団子を差し込む。まるで丸い可愛らしい春の花が咲いたようなのだ。
この2月、今週水曜日には、もうすぐ雛祭りということで、有志の方々が、稲荷寿司を作ってくださった。3個ずつをパック詰めにし人数分だ。エビや卵、しょうがの千切りがのっている。カブの酢漬けも添えられていた。
年代はさまざまだけれども、三つのテーブルに分かれた皆さんが、談笑するすがたを拝見しながら、実は、ほんとうに尊い奉仕というのは、こういうものかもしれないと思ったことである。このように見返りを求めない、言い換えるなら下心が一切ない奉仕こそ値がある、そう思われる。
被災地ではまもなく仏教でいう3回忌を迎えようとしている。恐らくは、今までも見られたけれども、そのような多くの奉仕の姿にも出会うのだろう。じゃ、あなたは何をするの? そう問われている気がする。
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