今週いっぱいはまだ休眠ということで
1月の下旬から、外部から入った特別な用向き以外には、活動の一時停止状態を保っている。仕事は食事作りのみ。雪掻きもほとんどでしていない。ストライキに入ったわけではない。免疫抵抗が落ちているようで、この土の器に罅がはいらないように注意を払っている。
それできょうもブルーレイを聴いた。2008年日本武道館での収録。NHKエンタープライズ制作。おそらく何度か放映されているかもしれない。
『ジブリがいっぱい コレクションスペシャル
久石譲 in 武道館 ~宮崎アニメと共に歩んだ25年間~』
プロデュースが素晴らしかった。なかなかこういったカメラアングルを見る機会もないだろう。ステージ上のオーケストラを真上から撮っている。オケの配置がくっきりときれいに映し出される。また久石のピアノのほとんど真下にカメラを設置。ロックコンサートではざらにあり得る撮り方かと思うが、こういったコンサートでは新鮮だった。
オーケストラ、合唱団の編成は、やはりマーラーを意識した大編成だs。合唱は一般公募も入っている。中学生、高校生のマーチングバンドが清新だった。楽器の美しさもよく捉えられていたと思う。
スタッフ紹介には、ピアノ調律師の名前も紹介されている。とにかくありとあらゆる音楽技術、音楽機材を総動員させた一大ライブなのだ。
最後に宮崎駿が久石に花束を手渡したが、こういった大掛かりなライブができるのも、宮崎作品の一連のヒットによるものか。
音楽の素晴らしさで永遠に名作として残る映画には、たとえば鮮烈な旋律で「太陽がいっぱい」、甘く悲しい「ゴッド・ファーザー」があるように思うが、この場合はどうだろうか。ともに相俟って大ヒットしたものであるのか。
ジブリは「となりのトトロ」と「天空の城ラピタ」「耳を澄ませば」しかまともに観てはいないが、このライブは作品に流れる音響といったところを超えて聴きごたえがあった。
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